企業訪問レポート

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歴史ある古き良き健康茶で おいしく楽しく健康づくりをしてほしい

いせぶらカフェ

先日とっても素敵な出会いがあったので、ご紹介したいと思います。

みなさん、伊勢佐木町にある川本屋さんというお茶屋さんをご存じでしょうか?

明治時代より100年以上続くお茶屋さんなのですが、その一角に新しく
「いせぶらカフェ」というカフェがオープンしました。

オーナーは、川本家4代目店主の次男、川井喜和さんです。
27歳という若さで起業されたそうですよ。

 

 

「いせぶらカフェ」は、ごぼう茶や明日葉茶などの健康茶専門店です。

健康茶の歴史がとても古くからあるのに
なぜ、我々の生活のシーンに取り入れられないのだろう?
認知度が低いのだろう?という問題提起からこの事業がはじまりました。

まず気になるのは店名ですよね。
“いせぶら”とは、銀座の“銀ブラ”になぞらえて、伊勢佐木町の町を歩くことを
“いせぶら”と呼ばれていたことに由来しています。
昭和初頭には、伊勢佐木町は東京の浅草、大阪の千日前、京都の京極を凌ぎ、
日本一のにぎわいと言われていたそうです。
そんな伊勢佐木町とともに100年以上歩んできた川本屋さんから生まれた
カフェなので、伊勢佐木町への愛をこめて「いせぶらカフェ」と名づけられました。

 

いせぶらカフェで扱っているのは、国産の健康茶です。
カフェ運営はもちろん、ECサイトでの販売や、
卸業など幅広く事業をされています。

川井さんは、昔からおばあちゃんの知恵として作られてきた
日本の健康茶をもっとたくさんの人に知ってもらいたいという
思いを持っていらっしゃいます。
健康茶とひとくくりに言っても、たくさんの種類があり、
それぞれ含まれる成分や効果が異なります。

どんな時にも変わらずにコーヒーばかりを飲む、という生活ではなく
疲れている時、風邪ぎみのとき、体を動かすとき、休憩のとき、
生活の色んなシチュエーションに応じて、その時に合ったお茶を飲む。
それによって体も心も豊かになります。
「薬ではないので、即効性や強い効果があるわけではありませんが、
お茶は毎日採るものだから、おいしくて、その上体にも
よいものを飲むことで、無理なく楽しみながら健康にも寄与できたら
素晴らしいなと思っています。」とお話くださいました。
おばあちゃんの知恵は偉大ですね。

どのお茶も美味しいことに一番こだわって
国内で厳選しているとのこと。

健康茶と聞くと、苦さや渋みをイメージしがちですが、
飲んだお客様がおいしくて驚かれるそうです。
カフェの中に貼ってある生産者さんの写真や商品からは
どれも、大切に愛情こめて作られたものなんだと伝わって
くるものばかりです。
まだまだ、始まったばかりですが、
日本の大切な生活の知恵、健康茶の魅力を伝える取組みは、
川井さんの思いと一緒にきっと大きく伝播していくのではないかな
と感じました。

 

寒い毎日が続きますので、みなさんもティータイムに
健康茶を飲んでみるのはいかがですか?

 

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