NPO訪問レポート

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青葉台に根差した地元のエコを伝え・つなげるメディア

NPO法人森ノオト

横浜市北部の青葉台からのエコロジーかつオーガニックな地域情報を発信をとおして、持続可能で有機的なあたらしい都市型ふるさとづくりを目指し、地域の方と一緒にエコメディアを作られている方がいます。

NPO法人森ノオト理事長北原まどかさんです。

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今回、北原さんがどのような思いをもって「森ノオト」を作られたのかについて話をお聞きしました。

 

「森ノオト」が生まれたのは2009年11月。 神奈川県内のタウン紙記者を経て、環境に特化したテーマでライターとして活躍されてきた北原さんと、青葉台の地域工務店・株式会社ウィズハウスプランニングが持続可能な地域社会づくりを目指し、青葉区の様々なエコな情報を伝え、ヒト・モノ・コトをつなげるウェブメディアとしてスタートしました。

北原さんは、インタビューする時に、なるべくその人に会い、直接話を聞いた上で記事を書いています。人間関係を大切にした記事であるからこそ、読者にとって新鮮であり、温かさが伝わるメディアなのだろうと、改めて感じました。

そんな「森ノオト」に共感する人が増えてくる中、特にエコに関心の高いママを中心とした女性達を巻き込んだ活動も次第に始まります。それは、リポーターとして女性らしい新たな視点を活かした情報の発信につながるだけでなく、その女性達にとっても社会参加の場へとつながるきっかけとなっています。今年度は記事のクオリティを上げるために、リポーター養成講座も開催され、新たなリポーターも生まれています。

 

「森ノオト」がNPOとなったのは、今年の2013年1月。 それは、2011年に森ノオト2周年記念パーティーを開催した時に、100名以上の人が集まり、地域を盛り上げるパワー、そこに、森ノオトとしてのつながりと底力を感じたからと北原さんは述べています。また、2011年3月の震災以降、「地域コミュニティー力」「情報に対する姿勢」への人々の変化も、活動をとおして感じられているそうです。企業も環境問題への意識を高めてはいるが、環境に関心があっても、一般市民である私たちが気軽にできる行動は何があるのかが分からない、そんな普通の生活者にとって、初めての入り口としてのメディアとしての役割を目指されています。

 

そして、その記事を読むことで、「人が動く」「人と人がつながる」。
それは、青葉台というエリアを意識された上で、価値のある、ワクワクする情報を発信されているからです。北原さんは、生活圏内は15分であると言っています。 子どもと一緒でも気軽に動ける範囲で、歩いて15分、自転車で15分、車で15分、電車で15分です。

青葉台に根差したエコメディア「森ノオト」、私も訪れてみたいお店やイベントが盛り沢山です。                               「森ノオト」をきっかけに行動が生まれ、人がつながっている、とても素敵な地元ならではのメディアの在り方であると感じました。今後も、この「森ノオト」をとおして、どんな物語が地域に生まれてくるのかとても楽しみです!

 

今回、北原さんにインタビューをさせていただいただいたのは、東急田園都市線の藤ヶ丘駅から10分程歩いた住宅街 にあるカフェギャラリーLinden。温かな雰囲気でゆったりとした時間が流れる素敵なカフェでした。
そして、北原さんと地域のつながりも垣間見させていただくことができました。

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(ETIC.横浜 浅野)

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